プロテインを美味しく飲もう研究・その2
以前、『プロテインを美味しく飲もう研究』という記事を書きました。
市販のプロテインはたいてい甘すぎて、甘い飲みものが苦手なわたしの口に合いません。それに、いつも同じ味だと飽きてしまいます。それなら、プレーン(ノンフレーバー)に自分で味付けして楽しめば良いのでは?そんな発想から試行錯誤の末にたどり着いた、この味がおいしいという組み合わせを紹介しています。あくまでも、わたしの独断と偏見による基準ですけどね(笑)
その記事で、「ソイプロテインの甘くない味を開発したい」と書きました。
それを発見したので、今回ご紹介します。
こちらです!
『手軽にカテキン』
前回の記事で、『葉っぱのミルク』という青汁が「抹茶ミルクみたいな味がしておいしい」と紹介しました。
これね↓
ソイプロテインと黒みつが合うことも、紹介しました。
余談ですが、黒みつはメーカーによって味がちがうんですね。
黒蜜を口にする機会があまりなかったので、知りませんでした。
それに、ブドウ糖果糖液糖とかカラメル色素とかオリゴ糖とか、黒みつ以外の成分が入っている商品がほとんど。
はちみつだと、基本はちみつ100%で、はちみつ以外の成分が入っている商品のほうが少ない気がします。
なんだか不思議ですが、純粋な黒みつは希少価値が高いのかな?
いま使っているこの黒みつは、有機黒みつ100%。
後味がさらっとした、上品な甘さです。
話を戻すと、これまでの経験から「ソイプロテイン+抹茶(粉末)の見合わせは、おいしいに違いない」と考えました。ちまたの豆乳系のデザートを思い浮かべてみても、大豆には和風の味(食材)が合いそうだと検討がつきます。世の中にはすでに「豆乳抹茶ラテ」という飲みものが存在するし。そういうわけで、試してみました。
結果は……
美味しいです❤︎
味は想像通りの、「甘くない豆乳ラテ」です!いい感じ。これならリピートできます。
先に粉末緑茶を水に溶かしてからプロテインを入れるほうが、早く混ざりますよ。
甘いプロテインが苦手な方、おためしください♪
*
ところで、スーパーのお茶のコーナーに行ったら、「抹茶」と「粉末緑茶」の2種類が並べてありました。
ん?
抹茶=粉末緑茶ではないの??
ふたつは違うものだったのかしら。
不思議に思い原材料を見てみると、どちらも記載は「緑茶」。
一緒じゃん!(笑)
ひとりでつっこみつつ、調べました。
大きな違いは、「原料の茶葉の種類」と「粉末になるまでの行程」でした。
まず茶葉の種類ですが、抹茶は「てん茶」、粉末緑茶は「煎茶」
てん茶は、よしずやわらなどで茶畑をおおい、日光が直接あたらないようにして栽培した茶葉を蒸したあと、茎や葉脈などを取りのぞき、揉まずにそのまま乾燥させて作ります。これを石臼などで粉末にしたものが、抹茶。
栽培したり粉にしたりするのに手間がかかるので、やや高価です。
煎茶は、太陽の日差しをたっぷり浴びて育った茶葉を蒸したあと、揉んでから乾燥させて作ります。一般的に飲まれているお茶ですね。これを丸ごと粉にしたものが、粉末緑茶。てん茶に比べれば手間がかかりません。どちらかといえば安価です。
日光に当てるかどうか、収穫後に揉むかどうか、という点が違うんですね。
茶葉は日光を浴びると、葉に含まれるうまみ成分(テアニン)から渋み成分(カテキン)を作り出します。
茶葉に日光が当たらないようにすると、苦みが少ない旨味が豊かな味になるそうです。
カテキンはポリフェノールの一種です。ポリフェノールといえば、「抗酸化作用」!
ということは、粉末緑茶のほうがポリフェノールたっぷりの茶葉をまるごと摂取できて、体によいのでは。
ということで、粉末緑茶を買いました。
ソイプロテインのプレーン味はこちらです。