春のランニングの楽しさについて。
昨日の夕方、久しぶりに7kmほどランニングしました。
ここ最近は個展準備に追われていて2週間ほど走れていなかったのですが、ようやく少しだけ一息つける段階に来たので、走ろうという気持ちになりました。
正確には、走りたい気持ちはあるものの、余裕がなくて個展準備を進める方を優先していたわけです。
日記をみると、去年の昨日はフルマラソンの練習で、ひとりで多摩川を38km走っていたらしい。
この日はすごく暑くて、めっちゃ日焼けしました。
桜がほぼ満開で、河川敷にはお花見している人がたくさんいて、ほのぼのした気分で走っていました。
今年は、満開まではもうちょっとですね。
我が家から10分ほど東に行ったところにも川が流れていて、その両岸が遊歩道になっています。
この道が、わたしのランニングコース。
この遊歩道には植物がたくさん生えていて、川には水鳥や魚がいます。
彼らを愛でながら走るのが好き。
特に今の時期は、ほんの先月までは枯れ草ばかりだった遊歩道が、緑とお花に彩られていく様がとても美しい。
この季節のランニングは、わたしの全細胞が喜びます。
ひとつひとつの細胞が沸き立つような高揚感を得られます。
遊歩道には桜も何本か生えていて、昨日は5分咲きくらいでした。
まだ開花していない蕾も、音を立ててはち切れそうなくらい膨らんでいました。
蕾って、本当に可愛いよね。
フリスビーで遊ぶおじさんと小型犬。オレンジのフリスビーが夕日を反射して輝き、犬はうれしくてたまらないというように尻尾を大きく振っておじさんのまわりを馳け廻る。(大きくジャンプしてキャッチ!お見事!)
ゆっくりお話しながら散歩する老夫婦。足並みがぴったりそろっている。(一緒に過ごした年月がふたりをそうさせたのか。)
毛づくろいをする鴨(頭の青緑の毛並みがつやつやして綺麗)、お尻を振りながらよちよちと岸にあがる鴨(この子は全身茶色い。全身茶色がメスだっけ。)
餌を探すサギ。水底につけた足をサカサカ振動させて、魚を追い出して獲る。上手。(コサギかな。鳥の名前がもっとわかるようになるといいな。)
制服姿のまま走る少年(荷物どうしたの?)
いつもすれ違うランナーのおじさん(こんばんは〜おひさしぶりです)
わたしのまわりのランナーは「走っている時には何も考えていない。次に出す足のことだけを考えている。」という人が多いんだけど、わたしの脳内はおしゃべりが止まらないわ(笑)
今日も走りに行こう。
もしあなたが、ランニングを始めてみたいけれど……と思っているなら、走り出しちゃいましょう。
もう上着はいらないから、適当な靴さえあれば、その辺にあるTシャツとパンツで、すぐに走り出せます。