この服着たい!をイラストで叶える vol.20

「この服着たい!をイラストで叶えるシリーズ」は、こんな服着てみたいなーという願望を、イラストレーターのわたしがイラストで描いて叶えるという、ネーミングそのままの企画です。

今回は、こちらのチャーミングな女性。
オーストラリアで旅行業を営んでおり、1年の大半を外国人の方と旅をして過ごしていらっしゃいます。

理想のスタイルは、ご自身で購入された赤の「きもドレス(ワンピース)」。

「私は海外暮らしでお客様も海外の方が多いので、『明るいヘアカラーの外国人風』を目指すよりは『黒髪の日本人・日本的要素』をアピールしていきたいです」とのこと。

いただいたお写真はこちら。美しい「きもドレス」

「無理かなあ…」の気持ちが優先して、なりたい自分・来てみたい服が「今の自分」になってしまい、迷走し続けたのですが、思い切って憧れの「アジアンビューティー」に挑戦してみたい。
そんなコメントもいただきました。

海外の血が入っているわたしから見たら、彼女はすでに「アジアンビューティー」。
それ以外の何者でもないんだけどな。
早く自覚するといいと思って、あまり素材に手を加えずに、そのまま描くことにしました。

彼女は「体型がややずんぐりなのがコンプレックスで(すらっとしていないので)、自分とは対照的なすらっとしたアジアンビューティに憧れるのかもしれないけれど…」とも言っていたんですが、全身写真を拝見すると、メリハリがあってとても女性らしい体型です。
すらっとしちゃうなんて、もったいない!
その美しいラインを、もっと見せびらかせばいいのに。
このドレスは胸元が深くカットされていてデコルテが映えるはずなので、下にはレースのキャミとか、そういうのは何も着ないで欲しい。ネックレスも要らない。

「きもドレス」というアイテムが個性的なので、ブレスレットやシューズも少し個性的なデザインのもので、きものの存在感に負けないものが良さそう。
なおかつ、きもドレスの赤を邪魔しないベージュ系なんてどうかしら。

彼女には1度だけお会いしたことがあるのですが、すごくチャーミングな印象だったので、ヘアターバンにカラータイツとか、ソックスにパンプスとか、そういう遊び心のあるコーデもきっと似合う。
前髪を伸ばしてワンレン大人ボブっぽくすると、よりアジアン感が出て素敵かも。
ぜひトライしてみて欲しいです。

余談ですが、わたしはきものをリメイクした服のことは知ってはいるものの、実際に見たことがありません。
きものをリメイクした服というのは他にはどういうのがあるのかと検索したところ、すごく素敵なデザインのものが多く、コーデも意外と万能!
今度、実際に見てみたいです。

About

花咲マリサ
イラストレーター、フラダンス講師。
このブログでは、街中で見かけたスタイルのある人や、日々考えたこと、読んだ本、フラのことについてイラストでご紹介しています。
ゆるーく「脱プラスチック」「ごみゼロ」生活を心がけています。日々の試行錯誤の記録。
ストイックでないミニマリストになりたいです。
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