フラ・ドレスの裾を踏まないで踊る方法。

フラ・ステージでは、ロングドレスを着て踊ることがよくあります。
パウではどんなにベンドしても踏むことはありませんが、ロングドレスだとどうしても踏むのが気になってしまう。
踊りに集中できない!という方、多いのではないでしょうか?


今回は、わたしがロングドレスで踊る時に実践している方法をご紹介します♪

基本は「すり足」

まず、パウで踊る時より、すり足ぎみにします。
スカートと床の隙間に、小指を滑り込ませるようなイメージです。

思いきって踊る!

「踏むかも……」と恐る恐るステップを踏むと、無意識に小股になり、かえって裾を踏みやすくなってしまいます。
しっかりとベンドし、重心を下に。
そして、腰を大きくスウェイ。
こうすることで、裾の振り幅が大きくなり、ドレスが体から離れている時間が長くなります。
よって、踏みにくくなるというわけ。
足元にドレスの布がたまると、布が足にまとわりついて踏みやすいですね。
ドレスを体から離す工夫が必要です。

バックステップの時は、足裏を使う

バックステップの時は、重心でない方の足裏で裾を軽く後ろに払うようにすると、うまくいきます。
つま先を床から離さずに後方にすべらせ、足首のスナップを使いながら後ろに蹴り伸ばすような感じです。
こうすると、バック中に裾が踵の下に巻き込まれるのを防げます。

ダウンステップの時は、膝を使う

ダウンステップの時は、ダウンの直前に、膝でドレスを上に放るようなイメージ。
しかし、やりすぎてはいけません。
あくまでも軽く。
すばやくシュッと、わずかに跳ね上げるようにします。
こうすると、裾を踏みにくい上に、動きも大きく見えていい感じです。

また、カオのダウンステップの時は、軸足の踵もギリギリ床につけない方法を取ることもあります。
つまり、両足が高さの違うつま先立ちになるということ。
ただこの方法だと、上半身のバランスが崩れやすいです。
わたしは、どうしても踏んでしまいそうな時しか取り入れませんが、テクニックのひとつとして補助的に使えると便利かもしれません。

その衣装に慣れる

最後に、テクニック以上に大事なことは
「そのドレス(衣装)に慣れる」
ことです。
一口にロングドレスと行っても、様々なデザインがあります。
本番前に、衣装を着た状態で何度も練習して、衣装を体に慣れさせるようにします。
実は、これがもっとも効果的だと思います。

いろいろ試してみて

上記は、あくまでわたし独自の方法なので、かならずしも正しいものではないと思います。
他に、もっと良い方法があるかもしれません。
いろいろ試して、ご自身に一番合う方法を取り入れていただけたらと思います❤️

ロングドレスで踊るのはコツがいりますけれども、衣装もフラの一部。
どんなドレスでも、美しく踊れるようになりたいですね❤️

About

花咲マリサ
イラストレーター、フラダンス講師。
このブログでは、街中で見かけたスタイルのある人や、日々考えたこと、読んだ本、フラのことについてイラストでご紹介しています。
ゆるーく「脱プラスチック」「ごみゼロ」生活を心がけています。日々の試行錯誤の記録。
ストイックでないミニマリストになりたいです。
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