Zoomでオンライン・フラをやってみた

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の影響で、わたしのハーラウ(フラ学校)も休校中です。
しばらくレッスンがなくて寂しい。

でも、先日の朝、ふと思いつきました。
ZOOMでフラ、できるのでは?
わたしが時々通っているヨガのクラス、スタジオは閉鎖になっているけれど、すべてのレッスンがZOOMでオンライン受講できるというメールが来ていました。ヨガができるなら、フラもできるのでは。踊れるかどうかは別にしても、以前から開催したいと考えていたフラやハワイに関する知識共有の勉強会にしてもいい。そうだ、そうしよう。とにかくやってみよう。

はじめての試みなので、まずは少人数で試してみようと思い、ホイケ(フラ発表会)で一緒に踊ったチーム・ピカケのLineグループにメッセージを送りました。メンバーは4人。ちょうどいい人数。すぐに返信があり、1人は仕事で不参加。3人で一昨日(4/4)開催しました〜!

ZOOM(ズーム)はパソコンやスマートフォンなどを使って、セミナーやミーティングをWEB上で開催できるサービスです。(コロナの影響でテレワークやオンライン授業などをせざるを得なくなって、みんなZOOMを使い始めて知っていると思うので説明の必要はない気がするけど、わたしの周りには意外と知らない人がいるかもれない。いちおう説明。)わたしは、ZOOMを仕事の打ち合わせや定期的なミーティングで数年前からよく使用しています。安定しているし、使い方も簡単。ほかのふたりは今回はじめて使うと言っていましたが、問題なく使えていました。
ふたりとはスタジオ以外で会うことはほとんどないので、久しぶりに元気な顔が見れただけでも嬉しかった❤︎

自分の復習も兼ねて、昨日の内容をまとめておきます。

オンライン・フラ勉強会
2020年4月4日(土)17:00-19:00(18:30までの予定が30分延長) 
参加者:マリサ、ユミ、カヨコ
内容:カヒコ「Kaulilua ʻike anu o Waiʻaleʻale」の歌詞を読み込み、内容や振りについてディスカッション。アウアナ「Pō Laʻilaʻi」を踊る

Kaulilua ʻike anu o Waiʻaleʻale(カウリルア・イケ・アヌ・オ・ワイアレアレ)

<曲の背景>
  • カメハメハ一世※1)の時代に、ワイアルア※2)の首長Kaumealani(カウメアラニ)の母によって作詞された。
  • フラ・パフ※3)の代表曲。カヒコを研究するほとんどのフラ・ダンサーによって学ばれる。
  • Kaulilua(カウリルア)は、Klakaua(カラカウア)王※4)の先祖の名前
  • ハワイアン・メレ1001曲 ミニ全集の解説によると、ハワイの神話を知っていないと理解不能らしい。どの神話かの記載はないため、おそらくいくつもの神話がメタファーとして取り入れられているのだろうと思う。ハワイ神話については全く知識が不足している。正直、ほぼ理解不能だった(笑)
  • ハワイ語には「kaona(カオナ)」に代表される間接的な表現が多い。カオナとは、「言葉のなかに隠された意味」または「言葉がもつ二重の意味」のこと。フラの曲にもよく使われている。この曲も、表面的な意味をとれば、高くそびえるワイアレアレ山が冷たい霧で覆われる情景や、山頂に咲く花レフア・マカ・ノエが寒さに垂れ下がるようすを歌っている。裏の意味では、愛の三角関係を告げているとか。
<舞台のカウアイ島について>
  • ハワイ諸島の最北端に位置している。ハワイ諸島の中でもっとも古いとされ、約500〜600万年前に海面に姿を現した。ほかの島々と同じように、火山活動によって形成された島※5)
  • 島の大部分が熱帯雨林に覆われていることから、「庭園の島(ガーデン・アイランド)」という愛称で親しまれている。
  • 何百万年もの時間をかけて、噴火と侵食により形成されたワイメア・キャニオンやナパリ・コーストなど、壮大な手付かずの自然が残る美しい島。※6)
  • 映画『リロ&スティッチ』の舞台になったり、『ジュラシックパーク』のロケ地になったりしたことでも有名。
<ワイアレアレについて>
  • カウアイ島の中央にそびえる、島でもっとも高い山。といっても標高1570mなので、そこまで高くないね。
  • 山頂部分は、世界有数の降雨量で知られている。年間降雨量の平均は、11,430mm(ちなみに、東京は1528mm。7倍以上)ワイアレアレはハワイ語で「あふれる水」という意味。この雨が、ワイアレアレ全体を緑で覆い、侵食による独特の美しい形を作っている。
  • 山頂には小さなヘイアウ※7)があり、古代ハワイのチーフたちが山岳巡礼に出かけたと言われている。ワイアレアレ山頂付近は、カウアイ島の中で最も神聖なる場所とされ、選ばれし者だけが近づくことを許されたそう。※8)
<歌詞について>
  • Lehua makanoe(レフア・マカノエ):ハワイの固有植物オヒアの一種。ワイアレアレ山頂の地面に這うように咲く。
  • Mokihana(モキハナ):ワイアレアレ山の側面の地名。ワイアレアレは山頂付近には雲や霧がかかっていることが多く、全貌が見えるのはまれである。ここの歌詞「O ke kukuna lā wai o Mokihana」は、太陽光線(ke kukuna lā)がその霧(wai)を通ってくるようすかなあと想像し、幻想的で素敵な部分だと勝手に気に入っている。
  • Kaʻula(カウラ):カウラ島。ニイハウ島の南西にある、三日月形の無人の小島。ハワイの古い伝説にも出てくるので、古代からその存在は知られていたが、通年的な居住はされていない。祭壇状の遺跡があることから、ヘイアウとして使用されていたのではないかという説もある。さっきの地図でいうとこの辺。

カウラ島、だいぶ離れているような気がするけれど、ほんとうにカウアイ島から見えるのかな?見えたとしても、かすかに見える程度ではなかろうか。だから、ここの「Kiʻei Kaʻula nānā i ka makani」は「風を通してのぞくと(かすかに)カウラ島が見える」という感じなのかも。次にくる「Hoʻolono ka leo halulu o ka Māluakele(マルアケレの風の声/騒音を聞く)」から、風が強いことがわかるし。「leo」は「声」や「音色」という意味だけれど、かよちゃんが調べてくれたところによると、ライオンの声のような「唸り」という意味合いもあるらしい。唸るような風ということは、強風だ。強風の中、かすかに見える小さな島を注意深く見る。そこにはある種の、能動的な意思が感じられる。そのあとの「見えないものを(手をかざして)じっと見る」という部分にもつながる気がする。(ほんとうのところは、わからないけどね。わたしの解釈。)

<参考文献>
<話題にのぼった記事>

Pō Laʻilaʻi (ポー・ライライ)

  • Zoomで踊れるか?を試してみました。結論としては、なかなか踊れる!最高ではないけれど、悪くない。
  • 全身が映るようにするには、モニターから2mくらい下がらないといけない。スペールがあればできる。
  • ディレイ(遅延)が少し気になった。いま使っている人が多いから、遅延も起きやすいようだ。タイミングを合わせるのは難しいかもしれない。振りや表現方法の確認をするのは、問題ない。
  • ひとりで踊るよりも楽しい❤︎

次回

楽しかったので、今週も開催することにしました。
今回は、いま練習しているアウアナ曲「Waimea I ka Laʻi」について各自調べ、わかったことをシェアする予定です。
わたしは何回かレッスンをお休みしていて振り付けがわからない部分があるので、そのあたりも教えてもらいたい。
開催したら、またまとめを書こうと思います♪


※注釈
  1. カメハメハ大王の名で有名。ハワイ諸島を初めて統一しハワイ王国を建国、初代国王となった人物。1758年 – 1819年(生年は諸説あり)[]
  2. オアフ島北岸、東のコオラウ山脈北端と西のワイアナエ山脈に挟まれた地域。[]
  3. パフというドラムが用いられる、カヒコの中でも特に古いタイプのフラ[]
  4. デイヴィッド・カラカウア(David Kalākaua)、ハワイ王国の第7代国王[]
  5. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)/カウアイ島[]
  6. 出典:Myハワイ編集部おすすめ!2泊3日カウアイ島の旅(初心者編)[]
  7. Heiau/古代ハワイ人が建設した聖域[]
  8. 出典:Kauai100% ワイアレアレ山[]
  9. 踊りをともなわないフラ。チャント、詠唱[]